僕がミクさんのことを知ったのは、既にミクさんがネット界隈では確固たる地位を得た後のことで、確か初めてメジャーからCDが出るとか出ないとか、そんな頃合だったような気がする。それからもミクさんは活躍の場をどんどん広げ、今では文字通り世界に羽ばたいている。ミクさん凄い。マジ天使。そして、そこまで育て上げたPさんたち絵師さんたち凄い。盛り上げたネットの人たち凄い。■引き換え僕はといえば、何となく購入したCDを、ふと思い出しては聴くくらいのお付き合いだったのだけれど、僕はいわゆる音ゲーが好きで、そこでようやくミクさんと明確な接点を持つことになった。■そして、今こうして絵を描きたくなって描くに至ったのだけれど、僕のようなニワカ者が今更ミクさんを描くという行為は、多くのPの皆さんや絵師の方々がこれまでに形作ってきた愛らしいミクさんのイメージを穢してしまうような、そんな畏れも感じていたのだけれど、『あなたの思うように描けば良いんだよ』と、僕のなかのミクさんは僕に向かって微笑んでくれた、気がする。■それぞれ各人にはそれぞれのミクさんがいて、絵とか曲とかで表されて、それらがちょっとずつ合わさって皆それぞれのミクさんを形作っている。僕の描いたミクさんも、ほかの誰かのミクさんに影響を与えたりするだろうか。そうなったら良いな。ミクさんマジ天使だから。■Vitaの壁紙サイズです。自分のために描きましたが、気に入っていただけましたら、どうぞご利用になってください。