Artist's commentary
ある日、彼女に呼び出されたので。
■なにかな?と気軽に応じてみたら、哩は赤面しながら「中」を突き出して簡潔に言った。「あさんのおかげで私、赤ちゃんの出来よるけん責任ば取っちね」 ……ああ、アレか。インハイ終わった後の慰めるつもりだったアレね 。…で、その牌はそういうことか。なるほど、実に解り易い。「ちょー、話ば聞いとうと?」哩が不安そうに顔を覗き込んできたので「勿論」と彼女を抱きしめる。それに応えるように哩も「不束者やけどこれがらもよろしゅうね」と腕をまわしてくる。不安と多幸感の入り混じった初めての感情に悪くないなと思いつつも、それはそれとして哩の父親と、彼女を慕う後輩ちゃんに死ぬほどぶん殴られるんだろうなぁ…とか考えてる俺の耳に「リザベーション、クリア」という哩の呟きが届くことはなかった。■という内容の薄い本を描けたらなぁと考えたり考えなかったり。後、ネイティブじゃないので佐賀弁についてはスルーして頂ければと。(´ω`)

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