
Artist's commentary
ゆかりんとゆゆさまのデート当日 PM8:30
日中のネタは出来上がっているのですが、やりだすときりがない事が判明したため、おいおい描いていこうかと思います。と言うわけで、いきなり夜。もはや酒の勢いに頼るしかないと判断した二人は、お座敷でお酒を飲んでいるようです。 ―― 紫「……ごくごく」幽「……ごくごく」紫「……」幽「……」紫「……っ……ふぇ……」幽「……?紫?どうしたの?」紫「ふぇ、ふえぇえん……幽々子、ゆゆこぉー……」幽「え、な、何?大丈夫、紫?」紫「ちが、違うの、ちがうの……ううっ……」幽「泣かないで、泣かないで紫ぃ……どうしたのよぉ……」紫「ごめんね、ごめんねぇ……わ、わたし……は、はじめてなのっ……」幽「へ?」紫「あんなに、大見得切っておきながら、ほんとは、す、すきになったひと、ゆゆこがはじめてでぇっ……!ほんとは、ほんとは全然、こういう経験とか、なくて……。」幽「ふえ?」紫「デート、とか、わかんなくて……!けど、幽々子に、嫌われたくなくて、うそついて、それで、それで……!」幽「……え、うそ」紫「こ、このあととか、全然、わかんなくて……!幽々子、すきで、うれしくて、でも嫌われちゃうって、怖くて、それで、うそついてぇ……それでぇ……ふえぇぇぇ……」幽「……ぷ」紫「……ううぅ」幽「ふ、ふふっ……あははははっ!」紫「ふぇ……ふええええん!うわぁーん!ゆゆこ、ごめんね、ごめんねっ……!うえぇぇん!」幽「違う、違うの紫!うふふ、こんな事ってあるかしら!おかしいわ、二人して。馬鹿みたい」紫「ふぇぇ……?」幽「ほんとは、ほんとはね。わ、私も、紫が初めてなの。そ、その、デート……とか、するの」紫「ふぇ……へ?」幽「だからぁ、私もずっと怖くて、緊張してたの。紫に、嫌われちゃうんじゃないかって。一緒なのよ!」紫「……え、うそ」幽「本当よ!だから、どうしようどうしようって、ずっと思ってたのにぃ……もう。ふふふ!」紫「……ふぇ、ふええぇぇん……よかった、よかったあ……。ゆゆこに、嫌われちゃうって、ずっと、怖くて……ごめんね、ごめんねっ……」幽「もう、泣かないで。紫ばっかり謝ってちゃ不公平だわ。ごめんね、紫。私も、嘘ついてたわ。だからぁ、おあいこね?」紫「うん、うん……」 ――そして、PM10:30 白玉楼 ちょ、絵おまけってひでぇw