Artist's commentary
【PFAOS】金剛の魔女
「私は与えられた分だけ与えることができる。
契約よ、死地を探し求める時間を与えましょう。
それまで決して滅びぬ身体を与えましょう」
「あなたは私に、なにを与えるのかしら」
◆金剛の魔女
女?/160cm程度?
一人称 私
二人称 あなた
主に力を使う際、多数の翼が生える(発生する?)
足元はフリルのような、
翻る波のような、翼のような…
◆「与えられた分だけ与える力」をもつ。
その外見から魔女と呼ばれているが、
性別どころか生物と呼べるのかすら怪しい存在。
力の源は星光石なのか、それ以外のものなのかも明らかになっていない。
魂を持たない「何かの力のかたまり」と言われている。
主観的な感情が欠けており、倫理観にヒト社会との大きなズレがある。
そのため必ずしも望んだものが与えられるとは限らない。
言葉は通じるが、話はあまり通じない。
長らく人間に囚われていたが、
キンバリー【https://www.pixiv.net/artworks/79456482】に連れ出されてからは各地を自由に動き回っている。
◆実質フリーです。
(たまに一方的で理不尽な)契約がしたいひと大歓迎。
与えられた分だけ与えます。
pixivファンタジア Age of Starlight【https://www.pixiv.net/artworks/78509907】
◆
――――以下は読まなくてもよいフレーバーテキスト――――
◆
『金剛の魔女』がまだ『魔の結晶』だった頃のことである。
『魔の結晶』は
「不幸なことを述べよ」
と世話役の娘に言った。
娘は『魔の結晶』を真っ直ぐ見て、
「死に場所を選べないのは、たいへん不幸なことです」
と答えた。
そして長いまつ毛をいちどだけ、
ぱちりと揺らしてから、続ける。
「死は、肉体を授かった者に必ず訪れます。
この世との別れであり、親しい者との暫しの別れです。
そのとっておきの別れを自ら選べないのは、
きっと不幸なことです」
娘はやがて世話役を降りると、
小身の傭兵へ嫁ぎ、
子供を5人ほど産んでから病で死んだ。