
Artist's commentary
らくがき ザパーン(喪165)
いろいろ突っ込みどころも多いが(下ネタ)あらゆる突っ込みはスルーするからそのつもりで(震え声)
別に百合とか全然興味ないし( )
別にわたモテをそういう目でみてないし( )
…
ザパーンに「ザパーンしたいな」以外の考察も何もないので今回は絵の話。
髪は立体の塊を意識して形を作れば塗りはシンプルでももつ。ネモ(*右)の髪はもうちょっと描きこんでもよかったけどあんまりいじらなくてもいいならいじりたくない。
もうちょっと触覚ながくないとネモに似ないな…
あと髪は目にかけないほうがいい。かかっても描かない方がいい。こういう絵ならなおさら。
目はまつげを盛ってみたけどシンプルで見栄えのいいやり方を覚えたい。今回はちょっとシンプルすぎというかもうちょっと少女漫画チックにしたかった。
いろいろ崩した割りにはまあまあ似てる…と思いたい。
色味はもうちょっと彩度を上げるべきかと思うけどまだ扱いきれない。胸元に入れた水色や肩口に入れた青などをもうちょっとまとめ切りたい。サムネでみるとゆりちゃん(*左)の右手とか汚い。千葉の海のせいということにする。
シチュエーション的にはかなり嘘をついてるというか陰鬱で暗い感じにしたけど、なんかちょっとイケナイ雰囲気を出せれば。背景白にするとか光を入れるとかいろいろ試したけど結局こんな感じに。
最初はもこっちとあーちゃんもかすかにシルエットが見えるくらいには描いていた。
水面の立体感まで描いてもよかったかもしれない。
ていうかこの絵のすぐ下が水面なので、描くべきだったか…そうなるとまたちょっと変わるけど、惜しい事をしたかな…
そうすればエメラルドグリーン的な水面が映えたか。あーちょっと後悔。
その辺が絵のイメージに入ってこないところがまだまだですね。
最初の構図でどこで切ろうかかなりまよったんですよね。ゆりちゃんの左空いてるし。
水面を描くべきだったか…
二人の表情をメインにいれようと思ってこの構図にしたけど、水面を描くなら結局もうちょっと下まで描く羽目になりそうで、とすると背景どうするとか、また違う問題が出そう。
まあ…これはこれで完成としよう。
最近ゆりちゃんの顔がかなり変わってるなと思う。この絵はまあかなり変えてるけど、今までの描き方だと微妙に似なくなってきている。ちょっとカッコイイ感じになって、顔のラインが男っぽくなった。
ネモは逆に丸く幼くなっている。ちなみに一番描きやすいのはあーちゃん。
今回の絵、実は途中まで全く別の絵で、4人で写真撮るところだった。一週間描いていたのだが、伸びしろが全くなくなってボツに。7割はできていたのだけどつまらない絵になってしまって。
そしてこの絵のラフを描いて完成まで一日。めっちゃ楽しかったw
楽しいとあっという間に出来上がり、クオリティも前の絵とは比べ物にならない。
とはいうもののゆりちゃんの顔が今見ると結構ひどい…もうちょっと描きこめばよかった…
目はいままでのノウハウをもとにサクッと描いたけど、一つ分かったことは「絵は目のクオリティが全て」ということ。最近のアニメでも目のコストは高いらしいが、目のクオリティが高ければ、他が適当でもなんとかなる。逆に色々描きこんでも目がしょぼいとそれに引っ張られてクオリティは下がる。
今回割と目はシンプルだけど、目の描きこみ方のバリエーションをもうすこし覚えたほうがいいと思った。
アーティスティックにしたり、リアルで立体感を出せるようにしたり。
「わたモテの絵」を描いていて一番難しいのは、原作準拠の絵にしつつ絵のクオリティを上げること。
今回のように作風を変えてしまえばいろいろやれるが、原作の絵のままだと今回の雰囲気は出しにくい。
そういうところはガンガン変えてもいいのかもしれない。
ていうか知り合いに「今風の絵をうまくなりたいなら今風の絵を真似ろ」と言われたw
わたモテの絵に似せても今どきの絵は上手くはならないとw
まあ…その通りだよなと思うw
私も画力はそれなりあるので、わたモテの絵にこだわらなければそれなりの絵は描けるつもりだが、それが目的でもないので難しいところ。練習と割り切って流行りものの絵描いてもいいけど、「考察含めたわたモテの絵」「自分の絵の追求」「流行りの技術の習得」を両立させようと思うと、ある程度ごちゃ混ぜになるのは仕方ないのかもしれない。
やっぱり絵が上手くなりたいなら上手い人真似るのが一番いい。
最近は「真似たい絵を探す」「わたモテで似たシチュ探す」「自分なりのこだわりを入れる」みたいな感じで描いてる。無理やりクオリティを上げるやり方。おかげで一枚での上達速度はすごい。
ただ真似たい絵を見つけても、今の私だと「見ない方がいい絵」もある。上手すぎてもちょっとまとめ切れない。今回の絵もそんな感じ。まだまだ試行錯誤できるし、いろいろ試したり色遊びして見たくなる。それはそれで楽しいけど。ゆりちゃんの青も最後にとっさに入れたし、じゃあそれに合わせてネモの方にも色を入れるべきだったのではないかとなるし、じゃあその2色を絵としてまとめ切るには構図的にきついところもあるし。紫のタイがあるからそれベースにしてもいいだろうし、水色の綺麗さを引き立たせるために全体を茶系にしてもよかっただろうし。どっちつかずになった感は否めない。
ただこの彩度の高い色をこれだけ一枚の絵に入れられるようになったのは進歩だと思う。
最近ホントにカラーパレットがばらけてきていい感じ。黒や強い色を置けるようになると絵がすごい楽しくなる。ネモの手のグラデーションなんかは単色で見ればかなり汚い色だが、絵としてはかなり綺麗な色に見える。ただやっぱり今回の絵は紫と水色で見せるべきだったかなとは思う。エメラルドグリーンの照り返しが顔に反射するぐらいの絵でも。
…
と、絵の反省メモになったけども、そういうときは伸びてる証拠。
描き切れた部分もあれば、死んでしまったものもある。ゆりちゃんのしなだれかかる感じが死んでしまったのが痛恨かなあ…
原作よりもかなり近いんですよね二人の距離が。しなだれかかってチチ密着させるのが構図的に無理げーで…それやるとほとんどキスねだりに行ってるようになるw
まあそれはそれでよかったのかもしれないが…w
…
次の更新まではまだまだあるので、まだまだ絵が描けますね(*^-^*)(死)