Artist's commentary
人形遣いの試練
「人形遣いは自分の目と手であるかのように人形を自在に、そして同時に複数操らなければならず、その為に過酷な試練をその身に課す。…両の手と首の拘束具は各々まったく違う術式による魔法によって三重に施錠され、やはり魔法により封印された目隠しは手と首の拘束具を全て外した後でないと解除することはできないので、術者は使役する人形の視覚を通じて一つ一つ魔法を解除し制限時間内に脱出しなければならない。なぜなら、地下室には十数人の飢えた男どもが生贄を嬲り尽くす機会を今か今かと待っている。じっとりと停滞した空気、時折不規則に落ちる水滴、時間経過と共に薄くなってゆく防護障壁越しに聞こえてくる荒い息遣いや「順番」決めの争いの声などが折り重なるプレッシャーとなって呼吸と思考を乱す。いつもならば一瞬なのに、たっぷりあるはずの制限時間は無慈悲に過ぎて行く。…もしも…もしも仕損じたら…その恐怖と焦りを克服できる者のみが本当の人形遣いとなれるのよ」 「…た…大変なんだな…そんな厳しい試練だなんて(魔)」「ええ、私の持つ文献にも載っていないなんて、やはり秘術は奥深いわね(パ)」 「そりゃそうよ。思いついたの私なんだもの(ア)」 「「…は?」」 「失敗した時なんかもうたまらないわ…押さえこまれ抵抗もできず、人形のように延々と弄ばれ犯され続けるのよ…(ア)」 「「……」」…という妄想if話。たまにはこんなのもいいよね!?

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