Artist's commentary
【PFMOH】希望の空と願い星【嵐の壁】
嵐の壁を探索する内に夜が迫ってきた
シャットがたまたま横穴を見つけたのでそこで夜が明けるのを待つこととなる
夜も更け静寂に包まれた頃、ふと思い立って山道の途中に拾ったそれを取り出す
お日様のように眩しい黄色の皮にほのかに爽やかな香りがする「ンモレ」と呼ばれる果実
恐らくこの山で育ったものだろう
実を割ってみると中には青く輝く空と星が詰まっていた
その実を宙にかざしてみると暗闇は瞬く間に夜空へと姿を変え、壁一面に星々が降り注ぐ
この実がこの山で育ったものなら、この実はあの頂の空を見たのだろうか
映し出された空は頂の空と同じ空だろうか
私はこの空へいけるだろうか
「どうか無事に辿り着けますように」
そう願いをこめて壁に描かれた星へと祈った
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■今回はコトリのお話(時系列は三章です)
ンモレは三章前の道中で拾った野生産ということにさせてくださいorz
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■お借りしました!(敬称等略)
ンモレ【pixiv #88396651 »】
非公式イベント 希望を抱いて【pixiv #88902669 »】
こちら参加させて頂きました!
ロゴ素材【pixiv #87854133 »】
企画元 Mountain of Heaven pixivファンタジア外伝【pixiv #87556705 »】
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コトリとシャッテベアト【pixiv #88279966 »】
現在のライフ:♥♥♥
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「お嬢、どうせ拾うならもっと金になりそうなもの拾ってくださいよぉ」
「あら、これだって珍しいものなのだから きっとお金になるわ」
そう言いながら彼のポケットに片割れのンモレをしまう
「欲しいのなら半分はあなたにあげるわね」
「半分じゃ金にならんのですが」
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問題等ございましたらご連絡ください。