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  • ? eerr 136

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saten ruiko and uiharu kazari (toaru majutsu no index and 1 more) drawn by eerr

Artist's commentary

  • Original
  • 光射す彼方

    あれから二年と半年が経ちました。
     卒業を間近に控えた私たちは、それぞれの道に今向かおうとしています。

     私は情報処理の技術と、風紀委員での実績を買われ、長点上機学園への進学を許可されました。
     佐天さんは、
     佐天さんは、学園都市の研究所に行くそうです。

     あれから、佐天さんの能力は急速に開花することになりました。前代未聞の速度で能力
    レベルを上げた彼女は、学園都市の許可のもと、獄中の木山春生研究員の協力も得て、
    専用の能力開発を受けることになったのです。
     学業に関しては、心配しないでいいと言われているそうです。むしろ高校に通うより、ハイ
    レベルな教育を受けることができるとのことです。佐天さんはわりとそのあたりはどうでも良
    さそうなことを言っていましたが。

     もとから高かった佐天さんの背はあれからもどんどん伸びて、横で歩きながらだと話をす
    るにも顔を上げなければならないくらい。かがんでもらわないと耳打ちができないので、内
    緒話をするのがすこしだけむずかしくなりました。
     どこまで伸びるかなあ、なんて佐天さんは笑うけど、私はもうこのくらいで止まってくれれ
    ばいいな、なんて心のなかでちょっと思います。

    「一定の成果が出たら、それこそ長点上機へ編入って道もあるんだって」

     桜舞う中、佐天さんはあっけらかんと笑います。

    「そしたら絶対また初春と同じクラスにしてもらうから。学園都市の研究機関に協力するん
     だもん、それくらいの我侭許してもらえるでしょ」

     佐天さんは笑います。また一緒にこうして道を歩ける未来をまったく疑っていないかのように。

    「また遊ぼうね、初春」

     呼ばないで。大好きな声で私の名前を呼ばないで。見送れなくなってしまう。

     瞬間、この暖かな春の日に、私の足は急に凍りついたようになってしまって、その場から
    一歩も動けなくなりました。佐天さんは数歩先に行ってからはじめて横の私の姿が消えたこ
    とに気づいたようで、私の名をもう一度呼んで振り返りました。
     
     そのまま、どれくらいの時間が経ったのか。
     桜舞う景色の中、佐天さんはゆっくりと歩を進め、もう彼女の耳元にすら届くことのできな
    い小さな私の前に立ち、何故か私の頬に手をやりました。
     そのてのひらのあたたかさ。私の上に落ちる影。彼女の、ああ、私の大好きな笑顔。

     陽の光が舞う花びらに反射して、私の目を刺し、あまりのまぶしさにうかべた涙がすべて
    のことばをのみこんで、それは流れ落ちてどこかの、彼方へ。

    ______________________________________
    佐天「という夢をみたのさ!!」
    初春「これはひどい」

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